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| 期間 | 患者数 | 緩解率 |
|---|---|---|
| 1) 1988年1月〜1994年 8月 | 2220例 | 85.9% |
| 2) 1988年1月〜1998年12月 | 4397例 | 90.1% |
| 3) 1999年1月〜2003年 9月 | 約1000例 | 調査中 |
アトピー性皮膚炎と診断されて当院を訪れ、治療開始1年後の緩解率は上記のとおりです。90.1%が1年間の治療でかなりの効果が現れました。さらに3年後には体質が変わったと実感できるようになり再発しなくなっています。以下にさらに詳しくみてみましょう。@の2220例のうちサンプリングとして1993年1月中の新患145例を調査し、1年後に治療を続けていた106例は以下の図1、図2のとおりです。

症状の改善状況を初診時と1年後で比較した図が右のとおりです。
まず、アトピー性皮膚炎を、ステージ1から10までの十段階に分けています。そのうち、ステージが5以上の人がステロイドを使っている例です。5以下の人は、今は使っていないという人です。今ステロイドを使っているかどうかという判断や、今までのステロイドの使い方が長ければ長いほど、あるいは頻度が多ければ多いほど、つまり副腎皮質がどのくらい冒されているか、今ステロイドをやめたらリバウンドがどれくらい予想されるか、という判断でグレードをつけています。

図でみますと、初診時にステージ5以上の人のほとんどが、1年後には5以下へと好転しています。初診時に比べ、症状が1年後には3分の1になったという人は「著効」、著しく効果がみられた人。半分になった人が「有効」。七割まで減ったという人が「やや有効」。これらが全部有効例だとして、著効32例、有効30例、やや有効29例の合計91例、全体の85.9%になりました。そして、残る14〜15%の人が変化なしでした。その人たちの中にも、1年ではよくならなかったが、1年半とか2年とかで改善された例があります。