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アトピーでお悩みの方へ

自律神経の乱れがアトピー体質の本質

  1. 自律神経のアンバランス
  2. ステロイドからの離脱
  3. 1年で90%以上が・・・
  4. 漢方薬で症状改善
  5. 脳のα波から治す
  6. メンタルがアトピーに克つ
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アトピー相談室

ステロイドからの離脱作戦

病気になった原因に沿った治療を行わなければ問題が発生するのは明らかですが、アトピー治療ではステロイド外用剤の副作用、ステロイド中毒の問題があります。

アトピーを治すためにまずやることは、このステロイド外用剤からの離脱です。その第一のポイントは間歇(かんけつ)療法です。毎日塗っていた人は、1日おきにもっていく。そして、それを支えていくのが漢方薬ということなのです。

ステロイド外用剤を離脱するためのプログラムには次の3つの方法があります。

  1. ステロイド外用剤をいきなり中止し、漢方薬プラス、ステロイドを含まない塗り薬を塗っていく。
  2. ステロイド外用剤を塗る間隔を徐々に長くして完治させる。
  3. ステロイド外用剤を中止し、除放性ステロイドを注射(ケナコルト注射)することによりリバウンドを3週間から1ヶ月抑えなから乗り越え、漢方薬を使って体質改善を図る。かなり重症でも、1年位でだいたい症状がとれる。体質改善には3年位を要するが、再発はない。

1番目の方法は、ステロイドを中止することにより、リバウンドがかなり出てきますので、実際には、軽症の患者以外には適さない方法です。つまり、リバウンドがくることによって、肝臓や腎臓など内臓を悪くしたり、顔や手足など人目につくところにアトピーが発症し、何か月も人に会えなくなってしまうというように、非常に悪化するということが起こってくるからです。
2番目の方法ですが、一言に徐々に長くするといっても、なかなか実行できるものではありません。非常に長い年月と強い意志力が必要です。どうしても、最後にはまた元に戻ってしまうという人が多いのが実情です。
3番目の方法は、毎日塗っていたステロイド外用剤の代わりに、徐放性ステロイドを注射して、リバウンドの症状を抑えながら日常生活にも支障のないようにします。そして、漢方薬で体質改善をしていきます。

ステロイドの副作用

この図は、ステロイド外用剤の副作用の悪循環に陥っている時の図です。
まず、アトピーを治療するために合成された副腎皮質ホルモンであるステロイド外用剤を塗ります。長期間の使用により腎臓の上にある副腎の機能が落ちてきて、副腎が生み出す自然のホルモンがだんだん出なくなってきます。そして、人工的に外から塗るステロイド剤を急にやめますと、自然のものが全く出なくなり、症状が非常に悪化するのです。これをリバウンド現象といいます。

症状が悪化しますと、さらにまたステロイドを塗らなければならない。というわけで、このサイクルが動き出すのです。この副腎の機能が落ちると、アトピー性皮膚炎とか、ステロイドを塗り過ぎることにより毛細血管が拡張し、赤ら顔というものになります。また、酒渣様(しゅさよう)皮膚炎というお酒を飲み過ぎた人が毛細血管が拡張するのと同じようになることもあります。あるいは、口の周囲炎にもなります。そして、これらがなかなか治りにくい。ということは、副腎皮質の炎症を抑える働きの機能が低下しているからです。さらにその機能が低下すると、アジソン氏病といって、皮膚が真っ黒くなることがあります。

ここまで悪化すると、もうステロイドはやめられません。かといって、ステロイドはやめなければいけない。この矛盾にぶつかり悩みます。それが、自律神経の失調を生み、ますますそのバランスが崩れてくると、赤面恐怖症や、まともに人の顔が見られないとかの神経症のような症状になってきて、そして学校に行けない、あるいは会社に行けないという周囲との適応が出来なくなってくるのです。

ケナコルト注射

ステロイド(ケナコルト)注射の副作用については、注射した部位の脂肪吸収、えくぼみたいに引っ込んでしまうということがあります。これは注射したあと「もまない」ということで避けることが出来ます。注射をした部位は、細菌感染に弱くなるので、膿瘍(のうよう)をつくることがあります。注射した日は入浴を避けて下さい。

また、ステロイド剤もホルモン剤ですから、月経がなかなか終わらないでだらだらと長くなってしまうことがあります。しかし、注射をしなくなると、その影響は2〜3か月で消えてしまいますから、これもあまり心配しなくてもいいでしょう。ただ、甲状腺の病気がある人、あるいは糖尿病のある人には、慎重に投与するか、この治療法は行わないというように考えています。